血管と血糖のケア

動脈硬化ケア

動脈硬化の予防は何歳から?年代別の優先順位を保健学博士が解説

健康にいいことは、何歳から始めればいいのか。禁煙は30歳で約10年、60歳でも約3年の平均余命を取り戻したと報告されています。動脈硬化は10代の血管にも見られますが、危険因子0個と3〜4個では冠動脈のプラークが約12倍ちがいました。平均83.6歳でも降圧治療で全死因死亡が21%減り、いちばんよく痩せ、よく動いたのは60〜85歳でした。年代別に何を優先するかを、保健学博士が査読論文8本と公的資料から整理します。
動脈硬化ケア

健診で「要再検査」—どれから受診すべきかを保健学博士が解説

健診結果に複数の印。どれから病院に行けばいいのか、結果票には書いてありません。厚生労働省のフィードバック文例集では、同じ「受診勧奨判定値超え」でも対応が2段階に分かれています。血圧160/100以上は「すぐに」、140〜159は「1か月後に再検査」。さらに、65歳以上・男性・喫煙など3つ以上あてはまる方は繰り上がります。すぐ行くもの・待っていいものを、保健学博士が公的資料の原文から整理します。
血糖値ケア

夏の甘い飲み物は血糖にどう響く?熱中症対策との折り合いを保健学博士が解説

夏に甘い飲み物が増えていませんか。血糖は、上がってもすぐには症状が出ません。日本人およそ3万人を10年追跡した研究では、ほぼ毎日飲む女性で糖尿病の発症リスクが高いと報告されています(オッズ比1.79)。一方、果汁100%ジュースでは関連が出ませんでした。熱中症対策との折り合いまで、保健学博士が査読論文と公的資料をもとに解説します。
血糖値ケア

夏に筋肉量が減った?体組成計の数字の見方を保健学博士が解説

夏に体組成計の筋肉量が下がった方へ。その数字は測定値ではなく推定値です。日本の公式な歩数統計は11月しか測っておらず、夏に筋肉量が減ったことを測った研究も見つかりませんでした。数字より確かな握力と歩く速さの目安、受診の判断まで、保健学博士が査読論文と公的資料をもとに解説します。
動脈硬化ケア

「夏は血圧が下がる」は本当?夜だけ下がらない理由を保健学博士が解説

夏に血圧が下がるのは昼だけです。夜間の血圧は下がりません。夜に下がらない型は、日本の4,780人のデータで冬37.0%から夏51.4%へ増えていました。下がりすぎる人が4人に1人という報告もあります。査読論文をもとに、保健学博士が誇張せず解説します。
動脈硬化ケア

熱帯夜に眠れないのはなぜ?明け方に目が覚める理由と対策を保健学博士が解説

熱帯夜に眠れないのは根性の問題ではありません。28℃にしていても明け方だけ暑くなるのは、眠りの後半にレム睡眠が増え、汗をかく力がいちばん弱くなるためです。「28℃・タイマー2〜3時間」が高齢の方に勧められない理由まで、保健学博士が査読論文と公的資料をもとに解説します。
動脈硬化ケア

トマトは血圧・コレステロールにいい?リコピンの働きと食べ方を保健学博士が解説

マトのリコピンは血圧の低下と関連が報告されています。コレステロールへの働きは結論が出ていません。生より加熱+油で吸収が高まる理由や、1日の目安量まで、保健学博士が査読論文をもとに誇張せず解説します。
動脈硬化ケア

夏の脱水は心筋梗塞・脳梗塞のリスク?水分と血液の関係を保健学博士が解説

夏の脱水は血液を濃く・固まりやすくし、心筋梗塞や脳梗塞のリスクと関連すると報告されています。水をよく飲む人ほど心臓病が少なかった研究や、正しい水分のとり方を、保健学博士が査読論文をもとに解説します。
動脈硬化ケア

LDLコレステロールを下げる食事・方法は?食物繊維・脂質・植物ステロールを保健学博士が解説

LDLコレステロールは動脈硬化の「原因」と位置づけられています。下げる食事の柱は、飽和脂肪を不飽和脂肪に替える、β-グルカンなど水溶性食物繊維を増やす、植物ステロールを活用するの3つ。根拠のある方法を保健学博士が査読論文をもとに解説します。
動脈硬化ケア

ゼロカロリー甘味料は本当に安全?エリスリトールと心血管リスクを保健学博士が解説

エリスリトールなどゼロカロリー甘味料は本当に安全?心血管リスクとの関連を示した研究やWHOの2023年指針をもとに、保健学博士が査読論文で解説。「すぐ危険」ではないが「無制限に安心」でもない、現実的な付き合い方がわかります。