生活習慣

動脈硬化ケア

卵は1日何個?コレステロールが高い人の目安200mgを保健学博士が解説

卵は1日何個まで食べていいのか。国の基準では、健康な人に上限はありませんが、LDLコレステロールが高い人は1日200ミリグラム未満が目安です。最新の成分表で計算すると、Mサイズの卵1個で185〜204ミリグラム。よく見る「250ミリグラム」との違いも、保健学博士が解説します。
動脈硬化ケア

ナッツは1日何グラム?15〜20gで頭打ちになる研究を保健学博士が解説

ナッツは1日何グラム食べればいいのか。20の研究をまとめた解析では、死亡や心血管の病気のリスクの低下は1日15〜20グラムあたりまででほとんど頭打ちでした。小袋20グラムのエネルギーと食物繊維、ナッツごとに違う脂質の種類、日本人の平均量まで、保健学博士が原文から解説します。
入浴

お風呂は寝る何分前?「90分前」の出どころを保健学博士が解説

「お風呂は寝る90分前」。この数字は、論文の結論ではありませんでした。もとの研究が書いていたのは「1〜2時間前」で、しかもその根拠は2つの研究・計36人。「90分」は、大学の発表の本文に1か所だけ出てくる言葉が、配信サイトの見出しになったものです。その後、日本の高齢者1,094人を調べた研究が出ています。61〜180分の幅で、寝つきが有意に短い方向でした。就寝時刻から逆算する表まで、保健学博士が原文から解説します。
入浴

ヒートショックは防げる?湯温40度10分の根拠を保健学博士が解説

「ヒートショックで心臓発作」は、専門家のあいだで決着していません。3つの学会が同じデータを見て、解釈が一致しませんでした。はっきり合意できたのは入り方です。湯温40度以下・10分以内、飲酒と睡眠薬の直後は避ける、ひとりで長く入らない。救急搬送された方の心電図538件のうち、急性心筋梗塞は1件(0.2%)でした。「なぜ意識を失うのか」の4つの説まで、保健学博士が原文から解説します。
食事・栄養

揚げ油の使い回しは何回まで?廃止された「酸価2.5」を保健学博士が解説

「揚げ油は2〜4回まで」「厚生労働省の基準では酸価2.5以上で交換」。検索するとどのサイトにも書かれていますが、その通知は2021年6月1日に廃止されています。しかも原文は「2.5を超えたら交換」ではなく、「発煙・カニ泡・粘性から判断して明らかに劣化が認められ、かつ2.5超」でした。条件が1つ落ちて伝わっています。さらに、過酸化物価は揚げ油では劣化していても低く出ることがあります。3時間揚げ続けた実測と、いま見るべき5つの目安まで、保健学博士が原文から解説します。
食事・栄養

抗酸化サプリは効くのか?体が作る抗酸化を保健学博士が解説

抗酸化はサプリだけの話ではありません。体の中にはSODやグルタチオンペルオキシダーゼという酵素があり、39人の試験では4週間の運動でこれらが増えていました。ビタミンCとEを一緒に飲んだ群では、増えていません。一方、約30万人分の解析では、抗酸化サプリで死亡が減ったという証拠は見つかりませんでした。それでも果物と野菜は否定されていません。別々の研究グループが、そう読まないよう明記しています。保健学博士が論文5本と公的資料から整理します。
血糖値ケア

夏の甘い飲み物は血糖にどう響く?熱中症対策との折り合いを保健学博士が解説

夏に甘い飲み物が増えていませんか。血糖は、上がってもすぐには症状が出ません。日本人およそ3万人を10年追跡した研究では、ほぼ毎日飲む女性で糖尿病の発症リスクが高いと報告されています(オッズ比1.79)。一方、果汁100%ジュースでは関連が出ませんでした。熱中症対策との折り合いまで、保健学博士が査読論文と公的資料をもとに解説します。
運動

夏に筋肉量が減った?体組成計の数字の見方を保健学博士が解説

夏に体組成計の筋肉量が下がった方へ。その数字は測定値ではなく推定値です。日本の公式な歩数統計は11月しか測っておらず、夏に筋肉量が減ったことを測った研究も見つかりませんでした。数字より確かな握力と歩く速さの目安、受診の判断まで、保健学博士が査読論文と公的資料をもとに解説します。
睡眠

熱帯夜に眠れないのはなぜ?明け方に目が覚める理由と対策を保健学博士が解説

熱帯夜に眠れないのは根性の問題ではありません。28℃にしていても明け方だけ暑くなるのは、眠りの後半にレム睡眠が増え、汗をかく力がいちばん弱くなるためです。「28℃・タイマー2〜3時間」が高齢の方に勧められない理由まで、保健学博士が査読論文と公的資料をもとに解説します。
動脈硬化ケア

トマトは血圧・コレステロールにいい?リコピンの働きと食べ方を保健学博士が解説

マトのリコピンは血圧の低下と関連が報告されています。コレステロールへの働きは結論が出ていません。生より加熱+油で吸収が高まる理由や、1日の目安量まで、保健学博士が査読論文をもとに誇張せず解説します。